できあがった車輪を使うという考え方
車輪が生まれるまでには、重い荷物をどう運ぶかという失敗と試行錯誤があったはずです。丸太に載せる、滑らせる、船にするなどの工夫を重ね、今の形へたどり着いたと話しました。
今のわたしたちは、少なくとも車輪をもう一度試行錯誤して作る必要はありません。よりよい方法を探す仕事はありつつも、まずある仕組みの恩恵を受ければよいという考えです。
誰でもツールを作りやすい時代
バイブコーディングでツールやスキルを作れる今は、自分でも同じことを繰り返しやすいと感じています。わたしはほぼ毎日のようにツールを作り、数は30個、もしかすると50個ほどあるかもしれないそうです。
📝 バイブコーディング ── 作りたいものを自然言語で伝え、AIの支援を受けながらソフトウェアを作る方法です。
欲しい機能や自動化したい作業があれば、前よりずっと簡単に形にできます。わたしは何かを開かなくても自然に動く自動化が好きで、新しいアプリを増やすことはできるだけ避けています。
自作には時間と認知負荷もかかる
時間をかけて失敗やバグを直せば、大体のツールは自分で作れると分かってきました。ただ、作る時間、修正の手間、お金に加え、頭の容量を使う認知負荷までコストになります。
わたしはエンジニアではないので、どんなバグが起きそうかを前もって察知するのは得意ではありません。信頼できる人が作ったツールを安く買えるなら、買う方が早いという判断もあると考えています。
信頼できる人が作ったものを選ぶ
他の人が作ったものを、何でも入れればよいわけではありません。怪しい拡張機能や怪しいものを無差別にインストールすることには賛成せず、作った人を信頼できることが大前提だと話しています。
📝 Chrome拡張機能 ── Google Chromeに追加して、ブラウザ上の作業へ機能を加える小さなプログラムです。
今回は、直接の友人でもある現役エンジニア2人のツール詰め合わせパックを紹介しました。変なマルウェアを仕込むことはないはずだという信頼と、現役エンジニアとしての内容面を理由に挙げています。
けいすけさんのツール詰め合わせパック
1人目は、けいすけさんのツール詰め合わせパックです。Brainで購入でき、紹介時点では2,000円くらいと話しました。
LINEスタンプ画像を作るAIエージェント向けスキル、記事をコピーできるChrome拡張、AIけいすけGPT、noteのサムネイルやXシェアに関する拡張などが入っています。買い切りでも少しずつツールが追加され、価格も上がる仕組みだそうです。
すぐ使えたスリープ対策のツール
もう1人は、むなかたさんのツール詰め合わせパックです。サイト画像を一括ダウンロードするイメージダウンローダー、ウェブサイトをAIへ渡しやすいMarkdownへ変換するHTML2Markdown、プロンプトマネージャーなどを挙げました。
特に使っているのは、Macを閉じてもスリープさせないスリープスイッチです。無料アプリのアンフェタミンでも同じことを試したものの、設定が難しくうまくできなかったため、パック内のツールを使うことにしました。
📝 Markdown ── 見出しや箇条書きを記号で表し、文章を構造化して書ける軽量な記法です。
ゼロから作れなくても大丈夫
2つのパックはいずれも買い切りで、紹介時点では2,000円くらいでした。中身は追加され、価格も少しずつ上がるため、気になるツールが1つでもあれば早めに買う選択肢があると案内しています。
自分でゼロから作れなくても大丈夫です。すでにある車輪をありがたく使わせてもらおう、という言葉で締めくくりました。