自分の声をElevenLabsで売ってみました
自分の声をAI音声として売ってみました。
使ったのはElevenLabsです。AIボイスを作ったり登録したり、ほかの人に販売したりできる会社で、わたしもここに自分の声を登録して販売を始めました。
📝 ElevenLabs ── AIボイスの作成・登録・販売・利用ができる音声AIのサービスです。
登録するときは、スタジオでの収録のやり方まで細かく解説しているリストさんの教材を買って、見ながら進めました。教材がなくても登録はできます。
ただ、ElevenLabsの情報はかなり変わっていて、ネット上でも錯綜しています。教材の内容と今の仕様が一部違うところもあったので、ここではわたしが今知っている情報をお話しします。
間違っている可能性もありますし、これから変わる可能性も十分にあります。その前提で読んでください。
販売できるのはクリエイタープラン以上で作るPVCだけ
まず、ほぼ間違いなさそうなのが、22ドル以上のクリエイタープランでないと販売用のボイスは作れないという点です。
販売できるのは、プロフェッショナルボイスクローン(PVC)という種類の声です。
📝 プロフェッショナルボイスクローン(PVC) ── まとまった量のきれいな音声から作る、ElevenLabsの高品質なボイスクローンです。
自分で使うだけなら、インスタントボイスクローンでも問題ありません。声を誰かに使ってもらって収益にしたいなら、PVCを選ぶ必要があります。
PVCを作るには、30分から1時間、長ければ2時間くらいのきれいな声が必要です。その音声をもとに声が作られます。
自分に似ていないのに、日本語はダントツで自然
わたしは、このために収録した音声に、ポッドキャストの音声を足して登録しました。ただ、ぶっちゃけ、できあがった声は自分の声とは感じられませんでした。
なので、自分ではあまり使いたくないなという感じです。
それでもElevenLabsのすごいところは、出てくる音声が本当に自然なことです。自分に似ているかどうかは別として、日本語がとてもきれいなんですよ。
Fish AudioやMiniMax、Geminiなども試しましたが、自然で美しい日本語という点ではElevenLabsがダントツでした。
📝 Fish Audio ── テキスト読み上げやボイスクローンができる音声AIのサービスです。
あくまでわたしの耳で聞いた感想なので、ほかの人がどう感じるかはわかりません。
作り方は簡単。マイクと収録ソフトがあれば十分
PVCの作り方は本当に簡単です。このポッドキャストのように自分で録るなら、1〜2万円ぐらいのマイクと音声収録ソフトがあれば十分だと思います。
もちろん、スタジオで収録すればやっぱり音はいいじゃないですか。教材では、ノイズをきれいに消す方法まで解説されていました。
ただ、わたしにはちょっと難しかったです。面倒くさがりなので、そこはスキップして登録してしまいました。
登録から半月で29.3ドル売れていた
いちばん気になるのは、どれくらい収益が出ているかですよね。
意外と売れていて、まだ1か月たっていないのに29.3ドルの売上になっています。
登録したのは10月14日ごろです。そこからほぼ毎日、ちょびちょびと売れています。
ただ、わたし自身もこの声を使っています。29.3ドルのうち、半分くらいは自分の利用分かもしれません。
自分の利用を除いた数字なのかどうかは、画面を見てもよくわかりませんでした。
プラットフォーム別に見ると、モバイルアプリ経由が1.1ドル、ウェブサイト経由が約20ドル、API経由が8.44ドルです。
わたしはモバイルアプリでは使っていませんし、自分の利用はほとんどAPI経由のはずです。仮に8.44ドルがわたしの分だとしても、約20ドルはほかの人に使ってもらえた計算です。
この収益がずっと続くとは限りません。それでも、とりあえず今月分はプラスになりました。
受け取り口座しだいで手数料が心配
気をつけたいのが、銀行によっては受け取りに手数料がかかるらしいという点です。
正直に言うと、会社名義で登録したのは失敗だったなと思っています。会社の銀行口座はGMOあおぞらネット銀行しか持っていません。
Stripe経由の支払いをいくらの手数料で受け取れるのかわからず、ドキドキしています。
三井住友銀行なら手数料なしで受け取れるらしいのですが、会社名義だとそう簡単に口座を作れないのが悩みです。
個人で受け取って確定申告するのもありかなと考えています。ただ、今のところは会社に紐付けたままです。
3,500円稼いでも、受け取るのに手数料で3,500円かかってしまうかもしれません。
どうなるのかは、まだ様子見です。
もう一つよくわからないのが、支払い画面の見方です。履歴に1,133円という項目があり、現在の期間の支払いは21.94ドルと表示されています。
どうやら10月18日に1,133円を支払おうとしてくれていて、ステータスが保留中になっているようです。その時点で銀行口座を紐付けていたかも怪しいので、何かしら失敗しているのかもしれません。
登録後は無料プランでも収益を受け取れるらしい
ほかの方に教えてもらったこともあります。登録にはクリエイタープランが必要ですが、そのあと無料プランに落としても収益は受け取れるらしいです。
以前は、スタータープランなど最低限の有料プランに入っていないとダメだったはずです。そこから仕様が変わったみたいなので、わたしも無料プランにしようか考えています。
有料プランならAPIでいろいろ使える
あまり知られていないかもしれませんが、ElevenLabsの有料プランに入るとAPIも使えるようになります。
テキストをAI音声で読み上げるTTSはもちろん、逆に音声を文章にする文字起こしもできます。GPTのLuna・Solなどのモデルも使えます。
画像生成もできますが、APIで使いたいなら99ドルのプロプラン以上が必要です。
なので、画像生成のためにそこまでプランを上げる人は多くないと思います。
クレジットを使い切ったので、プランを見直し中
収録中に気づいたのですが、今の22ドルのクリエイタープランでもらえる13万1,000クレジットのうち、13万773クレジットを使っていました。ほぼフルで使い切っています。
ElevenLabsの音声生成だけでなく、GPTなども使った結果です。
11月13日にスタータープランへダウングレードしようと思っていました。ただ、無料プランでも収益を受け取れるようなので、無料プランにするつもりです。
スタータープランは6ドル、1,000円くらいです。3万クレジットもらえて、テキスト読み上げが30分ほど使える計算です。
そのくらいなら使うかもしれません。それでも値段で比べると、Fish Audioのほうが安い気がします。
ElevenLabsのいちばん良いモデルはV4ですが、やっぱり少し高めです。コストパフォーマンスで考えると、わたしにはFish Audioの最新モデルがちょうどいいと思っています。
ちなみにGeminiは、芝居がかりすぎていて使いづらいです。
登録のときに参考にしたリツトさんの教材を貼っておくので、自分の声を売ってみたい方はのぞいてみてください。