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AIを使わないほうが自動化になる?

AIが好きでいろいろ任せてきたわたしですが、ぶっちゃけ一番好きなのはAIではなく自動化なんです。Excelのマクロ、音声配信の文字起こしの仕組み、LINE着せ替え作りをプログラムに移してCodexの使用量が減った実例をもとに、AIとプログラムの使い分けを考えます。

✦ この記事のポイント

AIと自動化の違いとは何か?

  • AIは手段で、自動化こそが本当に目指したい目的という関係
  • 一番うれしいのは作業時間が短くなって別のことに使えること
  • だからAIを何でもかんでも使えばいいとは考えていない

AIを使わない自動化とはどのようなものか?

  • ExcelのマクロやVBAは、AIではなく条件どおりに動くプログラム
  • AIでもそれ以外でもできる作業は、わざわざAIに任せなくていい
  • AIにはそのプログラム自体を作らせるのが一番の近道

なぜAIに頼りすぎるとお金が足りなくなるのか?

  • AIはトークンを消費するので、サブスク内でも実質お金がかかる
  • 20ドルのプランで収まらず、100ドルのプランへ上がっていきがち
  • やりたいことが増えるほど、出ていくお金も増えて足りなくなる

プログラムとAIはどのように組み合わせるのか?

  • フォルダーを定期的に見に行く役目はプログラムが担当
  • 新しい音声を見つけたらWhisperやGroqを呼び出して文字起こし
  • Groqの部分はAI、Groqを呼び出す部分はプログラムという分担

着せ替え作りをプログラム化して何が変わったか?

  • イラストを各画面に当てはめる作業をプログラムに移した
  • 以前は週の初日に週間制限を突破していたCodexが今はかなり余る
  • 200ドルのプランから100ドルのプランに戻せそうな見通し
この記事のもとになったエピソード
ウミノの40歳からのAI活用塾
AIを使わないほうが自動化になる?
2026年10月25日 · 9分44秒
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一番好きなのはAIではなく自動化

わたしが一番好きなのは、実はAIではなく自動化です。自分の作業時間が短くなって、ほかのことに時間を使えるのが何よりうれしいんです。

AIも好きですが、それは自動化を助けてくれる手段の一つとして好き、という感覚です。だから、AIを何でもかんでも使えばいいとは思っていません。

ただ正直に言うと、最初の頃はわたしもよく分かっていませんでした。

ウミノ「まずAIと自動化っていうのはちょっと違います。AIは手段、自動化は目的みたいな、そんな感じ。」

ExcelのマクロはAIではなくプログラム

たとえば、ExcelのマクロやVBAをご存じでしょうか。細かく言うと両者は少し違いますが、ここではどちらも自動化の仕組みだと思ってください。

これはAIではありません。「Aをやったら、Bをする」という動きが最初に書かれていて、条件に当てはまったらその通りに動く、つまりプログラムです。

セルのここに何かを入れたらこうなる、くらいのことはAIでもできますが、AIじゃなくてもできるじゃないですか。

AIでもAIじゃなくてもできることを、わざわざAIにやらせる必要は実はあまりありません。トークン消費にはお金がかかるから。

ウミノ「AIにそのプログラムを作らせるのが一番の近道だったりします。」

AIはサブスクの範囲内でもお金がかかる

AIはトークンを消費するので、サブスクの範囲内だったとしても、実質的にはお金がかかっています。

ウミノ「20ドルのプランでは収まらなくて、百ドルのプランになったりとかしていくわけですよ。」

やりたいことが増えるほど、出ていくお金もどんどん増えていきます。それではいずれ足りなくなってしまうじゃないですか。

だからわたしは、プログラムでできることはプログラムで自動化するほうがいいと思っています。GASのように、プログラムで実現できることは意外と多いんです。

📝 GAS ── Google Apps Scriptの略で、GoogleスプレッドシートやGmailなどを自動で動かすためのプログラムです。

プログラムからAIを呼び出して文字起こし

プログラムとAIを掛け合わせて使う、ということもできます。わたしの音声配信の文字起こしが、まさにその形です。

音声配信のM4Aファイルを、あるフォルダーに置いています。そのフォルダーを定期的に見に行くプログラムが動いています(10分に1回だったか1時間に1回だったか、うろ覚えです)。

新しいファイルを見つけたら、プログラムがWhisperというローカルの音声文字起こしモデルに渡して、文字起こしを受け取ります。わたしの理解のレベルだとそんな感じで、細かいところは違うかもしれません。

📝 Whisper ── OpenAIが公開している音声文字起こしのモデルで、自分のパソコン上でも動かせます。

文字起こしには、Groqも使っています。APIを使っていますが、完全に無料枠の範囲だけでかなりの量を文字起こししてくれるので、愛用しています。

📝 Groq ── AIモデルを高速に動かすクラウドサービスで、APIから音声文字起こしモデルなどを呼び出せます。

Groqの部分はAIですが、Groqを呼び出す部分はプログラムです。

音声配信の文字起こしの流れ
1
フォルダーに置く
音声配信のM4Aファイルを決まったフォルダーに置く
2
定期的に見に行く
プログラムが新しいファイルがないか確認する
3
AIを呼び出す
WhisperやGroqに音声を渡して文字起こしする
4
文字起こしを受け取る
できあがったテキストをプログラムが取得する

これを毎回Claude Codeに「文字起こしして」と頼んでいたら、トークンがいくらあっても足りなくなってしまいます。そういう使い方を少しでも減らすのが大事です。

スキルの中身も、ほとんどはAI

みなさんが好きな「スキル」も、実はAIです。AIを動かすための仕様書なので、そうなります。

Pythonのプログラムが含まれているスキルもあるので全部ではありませんが、結構な割合はAIがいちいち考えて動いています。

だからこそ、スキルの中身をどれだけプログラムに移していけるかを考えるのが、自動化をより進めていく上で大切です。

LINE着せ替えの作業をプログラムに移しました

ところで、わたしは今、LINEスタンプやLINE着せ替え、LINE絵文字の作成にハマっています。

おかげさまで、ゼロの日もありますが、毎日200〜300円くらい、多い日は300円、400円と稼げるようになってきました。

https://x.com/umino_chibi/status/2114890250883396053

ただ、LINEスタンプはどうしてもAI任せなところが多いです。絵文字も、かわいい顔の絵文字は画像生成なのでAIを使っています。

一方で、フォントをデコレーションするデコ文字は、パソコンのスペックを使う方法で作っています。正直、これをプログラムと呼んでいいのかはよく分かっていません。

最近は着せ替えをツールで作れるようになってきたので、ここをもっと自動化できたらいいなと思っていました。

わたしの場合、着せ替えはイラストだけのスタンプがあれば、そのイラストを再利用して作っています。画像さえ取ってしまえば、あとはメニューや背景、パスコードの画面に当てはめるだけなんです。

着せ替え作りの分担
AIが必要なところスタンプのイラストや、かわいい顔の絵文字を描く
画像生成でAIを使う
プログラムで済むところできたイラストをメニュー・背景・パスコードの画面に当てはめる
プログラムにしてトークンを使わない

そこをプログラムにして数日たちましたが、まだ動きはいまいち。 スタンプの保管場所があまりにもごちゃごちゃで、うまく機能していません。

どうすればいいのか、今も悩んでいるところです。

Codexの使用量が激減した

ウミノ「ただ、それができるようになってから、Codexの使用量が激減しました。」

以前は週の1日目で、200ドルのプランの週間制限を突破してしまうことが多くて、どうすればいいのか困っていました。それが今は、かなり残っています。

この調子なら、20ドルのプランは無理でも、100ドルのプランには戻せそうです。

つまり、これまでは着せ替えを作るのに100ドル使っていたわけです。

できることはプログラムで自動化して、AIのトークンをなるべく使わないようにするのも大事です。

着せ替えをまだ作ったことがないあなたへ

そうは言っても、着せ替えをまだ作ったことがないという方もいるじゃないですか。

わたしが今使って作っていた、マナミさんの着せ替えスキルのリンクを貼っておきます。

https://brmk.io/ErUvdV

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