アプリの形は二択だけじゃなかった
バイブコーディングでアプリを作りたいと思ったとき、どんな形のアプリにするかで迷いませんか?
わたしみたいにプログラミングができない人には、本当に便利な方法です。
アプリというと、ウェブアプリかデスクトップアプリかの二択で考えがちですよね。たしかに、たいていはこの2つで何とかなります。
ただ、自分が作ってきたものを振り返ると、もっといろんなバリエーションがありました。わたしの実例と一緒に、6つの形を紹介します。
もっとあるかもしれませんし、分け方によっては3つくらいにまとまるかもしれません。こういう考え方もあるんだな、くらいで読んでもらえたらうれしいです。
アプリの形1:ウェブアプリ
1つ目は、Chromeなどのブラウザで開くウェブアプリです。URLがあれば、基本的には誰でも使えます。
一番作りやすい形なので、ウェブアプリで実現できるならウェブアプリにするのが一番楽だと思います。
実は、わたしが一番最初に作ったアプリもウェブアプリでした。Claude CodeもCodexもない時代で、ChatGPTのただのウェブチャットで作りました。
出てきたコードをコピペしてメモアプリに貼り付けて、ファイル名を「○○.js」に変えて……という作り方をしていました。
このとき作ったのは「Xテキスト装飾ジェネレーター」というウェブアプリです。ほかにも、フォルダごと領収書の画像を読み込んで、中身を認識してファイル名を付け直すアプリも作りました。
https://soshoku.vercel.app/
アプリの形2:デスクトップアプリ
2つ目は、自分のパソコンにインストールして使うデスクトップアプリです。
いろいろ作ったなかで今一番使っているのは、「LightCapture」という名前のスクリーンショットアプリです。
スクショだけでなく、音声も動画も収録できるようにしています。実は、この収録の音声もこのアプリで録っています。
アプリの形3:スマホアプリ
3つ目はスマホアプリです。これは一番イメージしやすいと思います。
たとえば「ぎっしりカレンダー」というカレンダーアプリを作りました。わたしはカレンダーを月表示で見ることが多いのですが、スマホだと1日の予定が小さくしか出ないじゃないですか。
前に使っていたアプリは、1日4つまでしか予定が見られませんでした。自分で作れば、8つでも9つでも見られるようにできます。
課金してくださった方もいて、本当にありがたいです。
https://www.umino-ai.com/apps/
ストアの審査があるので、手間はかかります。それでも、知らない人に使ってもらえたり、広告収入が入ってきたりと、収益につながるのがスマホアプリのいいところです。
アプリの形4:ブラウザの拡張機能
4つ目は、Chromeなどのブラウザの拡張機能です。
わかりやすい例が、Udemyの収益をドルから日本円に換算して表示する拡張機能です。わたしはUdemyで講座を持たせていただいているので、毎月の収益がドル建てで出てきます。
ただ、3,000ドルと言われても、日本円でいくらなのかパッとわからないじゃないですか。
これも結構簡単に作れました。こういう小さな不便を消すツールは、拡張機能の得意分野だと思います。
アプリの形5:普段使っているツールのアドオン
5つ目は、普段使っているツールに機能を足すアドオンです。アドオンを入れられるツールと入れられないツールがありますが、GmailやGoogleスプレッドシートは作りやすいです。
わたしはGmailの返信の下書きを作るアドオンを作りました。個人でもGeminiの有料プランに入っていれば、似た機能が使えます。
なので、Google Apps Scriptで自作しました。
📝 Google Apps Script ── Googleのサービスを自動化したり、機能を追加したりするためのプログラムの仕組みです。
たとえば講師の依頼メールが来て、「その金額でお受けします」と返事をしたいとします。「OK」と入れてボタンを押すと、「この度は光栄なお話をいただきありがとうございます」のような返信文を書いてくれます。
新しいアプリを開かなくても、いつものGmailの画面にボタンが1つ増えるだけなので、すごく楽です。
アプリの形6:チャットボット
6つ目はチャットボットです。DiscordやLINEで話しかけると動いてくれる形です。
わたしは、Xの投稿を作ってくれるDiscordボットを作りました。最近は使っていないのですが、投稿したい内容をぺらぺら喋って特定のチャンネルに送ると、いい感じの投稿に直してXに投稿までしてくれます。
ボット、特にDiscordボットを作るときは、サーバーのようなものが必要です。
送った文章を受け取って、AIやプログラムを動かすための受け入れ先が必要になります。最初の頃は、そこが難しくてよくわかりませんでした。
今はCloudflareやNetlifyなどがあるので、なんとかなると思います。ぶっちゃけ、わたしもしばらくはRailwayに有料で課金していました。
「どこで使いたいか」で形を決める
たとえば、わたしが愛用しているText BlazeというChrome拡張機能があります。
📝 Text Blaze ── 登録した定型文を短いキーワードで呼び出して入力できる、Chrome拡張機能のサービスです。
メルマガに登録してお返事をくれた方にはプレゼントを差し上げているのですが、返信の定型文の部分は「#MM」と入れると一発で出てくるように登録しています。
すごく便利なのですが、Chrome拡張機能なので、動くのはChromeの上だけです。ChatGPTのアプリやClaudeのデスクトップアプリで使おうとしても反応しないんですよ。
パソコンのどこでも動かしたいなら、デスクトップツールを作る必要があります。
どんな場面で使いたいかを考えて、ウェブアプリにするのか、デスクトップツールにするのか、出先でも使いたいからスマホアプリやLINE・Discordのチャットボットにするのかを決めるといいと思います。
アプリを作りたいと思ったとき、どの形にするかを考えるきっかけにしてもらえたらうれしいです。
作ったアプリはメンバーシップで使えます
わたしのnoteメンバーシップ「自動化オタクの頭の中」やSubstackの有料購読に登録していただくと、これまで作ったアドオンやスマホアプリなどが使えるようになります。
Gmailの返信下書きアドオンも、コピーしてそのまま使える形で用意しています。一部100円のものもありますが、だいたい無料です。
よかったら検討してみてください。
https://jidoota.umino-ai.com/?utm_source=hp&utm_medium=hp&utm_campaign=hp